「いつ音 #12」 iPhone & Audibles特集

2008 BLOG

IAMASの永野くんが中心になって、「音楽の未来を考える」というテーマでゆるくやってるポッドキャスト「いつか音楽と呼ばれるものを考える」が更新されてます。第12回目にあたる今回は、iPhone発売後最初の回ということで(前回からだいぶ間隔があいてしまいました..)、僕や永野くんを含めたAudible Realitiesの4人で、iPhoneと音楽の関係性について話しました。

いつか音楽と呼ばれるものを考える #12
7/11 iPhone 3G発売後,初のいつか〜ということで,今回はAudible Realities特集!
いつかメンバー全員が参加しているAudible Realitiesは一体何をやっているのか?
いつか〜との関係は?
iPhoneは新しい音楽のあり方を切り開くのか.
DJ,プログラマー,サウンド・アーティスト,研究者,それぞれの視点でiPhoneを読み解く.

Audible Realitiesの基本コンセプトがこのトークの中で少しでも伝わればいいのですが…

音を使ってユーザが見ている環境を少しだけ変化させる。その違和感が時として現実をよりリアルに感じさせる手助けになったり、またある種のトリップ感を生むこともあるかもしれない。マクルーハンのいうとのころを、電子メディアにおける「全感覚的体験」、あるいは「声(音)の復権」の実験を、研究室や美術館の枠を超えた実生活、実社会の中で行う。つきつめれば、そういうことになるでしょうか。

次なるステップとしては、Audible RealitiesのAugmented Realityとの接近、つまりある種の現実の射影として情報を可聴化してユーザの耳に届ける、といった試みを考えられないだろうか… そんなことを考えています。

Podcastは、いつも通り脱線が多すぎました。すいません。打ち合わせなしのぶっつけ本番トークなので、その辺ご勘弁ください。
それにしても、良い笑顔だな :-) > 写真の中の僕

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