Veni Vidi Jumpi

2008 BLOG

更新のペースがちょっと鈍ってます。Audible Realitiesも残念ながら最近は目立った活動が表面上できていません。実はすでに複数のアプリをサブミットしているのですが、AppStoreの契約の問題が解決できてなかったり、リジェクトされたりで、なかなか公開にまでたどり着けていない… というのが現実です。いまから考えると、オープン時に二つのアプリを公開できたというのは、すごくラッキーだったということなんでしょうね。

そんなわけで、時間つなぎというわけでもないのですが、「9 の 1」アプリの「World 9 World」関連の最近のトピックをいくつか紹介します。

iPhone関連でとある会社でデモをさせていただいていたときのこと。World 9 Worldの説明をしつつ、なにげなく東京にズームインしたところ、なんと皇居の中でジャンプしている人が!!

すわ、愛子さんがiPhone遊んでるのか!!

ピクチャ 3-3

 iTunes Store(Japan)

と、色めき立ったのですが、どうも昼間は一般公開されている場所のようです (詳しい人教えてください!)。江戸城に入った記念に飛んでみたというのが真相なのでしょうか。

「こんなところで飛んでみた!」 という話の流れで、次の地図を紹介します。

永野くんがWorld 9 Worldのサーバのログを再集計して、4万ジャンプ分をマッピングしてみたものです (それ以上マッピングしようとするとブラウザが落ちてしまう w)。マリ、コロンビア、カナリア諸島(?)などにもユーザがいるようです。

ピクチャ 8
一見して分かるのは、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本にユーザが集中していること。デジタル・ディバイド(というか、iPhoneディバイド)が、非常に顕著に現れています。

日本国内に絞ると以下のようになります。これまでに集めた100万を超えるジャンプ(!)をすべてマップすると、日本全体が黒く塗りつぶされるような感じになるのではないでしょうか。
ピクチャ 9

ピクチャ 10
いずれにしても、こうして目に見える形で実際にボクたちのアプリを使ってくれている人がいるというのはうれしいものです。特に、Jump & Peaceのコンセプトを分かってくれている人が少なからず存在するということに勇気づけられます。

mixiでたまたま見つけた日記には、

「このアプリがあれば戦争がなくなる」

とまで書かれていました(笑) たしかに相手の国にも、ただジャンプすると音がするというだけで笑って楽しんでる人がいると想像すると、そう簡単に銃をむけられないはず。このアプリが流行ったからって戦争はなくならないでしょうが、そんな「想像力」こそを大事にする世界であってほしいし、そうしていきたい。そんな風に思ってます。