[日誌] スケートパーク日和

2008 BLOG DIARY

連休最終日。青空に誘われて、夕方からいつものスケートパーク(橋本)に出かけた。何度も紹介しているが、無料であれだけの設備を使わせてもらえることに本当に感謝している(ありがとう、相模原市!)。しかも、ナイター設備まで完備。10時まで開いているので、がんばれば仕事帰りに通うことも可能かもしれない。

最近、ようやくエアーができるようになってきた。Rをつかってコーピングから飛び出す感覚がたまらない。コービングを抜ける瞬間に足を胸に引きつけるとよいということを上級者に教わり、がぜんパークでのスケートが面白くなってきた。といっても、飛んでいるというよりは、空中でばたついているだけって話もあるが…

# ちなみに「ギャバる」っていう日本語、通じます? この前、高校生くらいの子に言ったら、全然分かってもらえなかった。
# Generation Gap!


ここ数年間、インラインスケートからはなれているうちに、道具の面でもいろいろと変化があったようだ。最近、特に流行っているのが、フリースタイルを呼ばれるフレーム (ウィール(車輪)を取り付ける部分)である。パークで見かけるスケーターのほとんどが、このタイプのフレームをつけている。

違いは簡単。これが従来のフレーム。
Picture 3-7
(rasorsskate.comより)

で、こちらがフリースタイル。
Picture 2-7
そう、ウィールが二個しかない。真ん中がすっぽり抜けている。

グラインドをするときに、レールにウィールがあたって引っかかってしまうというのは昔から大きな問題だった。そこで僕がスケートに夢中になっていた頃は、真ん中の二個のウィールだけ、ひとまわり小さいものをつける「アンチロック」と呼ばれるスタイルが主流だった。それに対して、フリースタイル・フレームでは、思い切って真ん中の二個を完全に取り払ってしまった。

確かに前後の二つの車輪があれば、ほとんど問題がなく滑ることが出来る。なんで今まで思いつかなかったんだろうというくらい簡単で効果的な解決策である。

材質面でのブレークスルーがあって前後の2輪だけでも十分な強度のフレームが作れるようなったために、ようやく最近になって導入されるようになったのか。それとも単にウィールやベアリングをたくさん売りたかったのか (そう、インラインはスケボーの倍のウィールとベアリングが必要なんです…) スケートメーカーの考え方はよくわからないが、やはり「インラインは4輪」という固定概念に捕われてしまっていたのではないかという気がする。一部のスケーターが、真ん中の二輪をあえて外して滑ってみたところ、それがけっこういけるということがわかり、フレームメーカーもフリースタイルとう名前で売り出したのでは….
これは単なる想像。

コロンブスの卵はこんなところにもあった。自分ははたして大丈夫か。