[レビュー] AppStore専用 売り上げ集計ソフト

AppStoreがスタートして、早くも今日でちょうど5ヶ月ですか。もうすぐ半年ですね。早いものです。

iPhoneアプリの開発者にとって意外と頭の痛い問題が、AppStoreの売り上げデータの管理です。自分のアプリケーションが一体いくつ売れたのか、どこの国でたくさん売れているのか、売れていないのはどこか、発売後の売り上げの遷移はどうか、などなど、iPhoneアプリの開発者が今後の「戦略」を考える上でAppStore売り上げデータの解析は不可欠なはずですが、これがかなり面倒。Appleからは地域別の売り上げとダウンロード数のデータが, CSVファイルとして提供されているのですが、このデータが見にくいのです。複数のアプリ、通貨、国(地域)が一つのファイルに混在していることがその主な理由です。Excelのマクロを書くのもありですが、開発者ならもっとスマートな解決策を考えたいところ。そう思っていたのは僕だけではなかったようです。

iPhoneアプリ開発者の強い見方になってくれそうな、「AppStore専用 売り上げ集計ソフト」がさっそくいくつか公開されています。今回は次の4つを試してみました。

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AppViz (19.95$) – http://www.ideaswarm.com/products/appviz/

AppSales (無料) – http://www.omz-software.de/stuff/AppSales.zip

iPhone Sales Report (19€) – http://www.iphonesalesreport.com/

AppStore Sales Reporter – http://tekjew.com/App_Store_Sales_Reporter.html

(今回はテストしませんでしたが、Windows用のアプリもあるようです。AppStore Reporter)

いずれももともとはこの辺のスレッドで見つけたものです。

Apple – Support – Discussions – Sales report and analysis …

App Store Sales Reporter – a concise look at Apple’s iTunes Connect Transaction Reports – iphonesb | Google Groups

結論から言うと….

現時点でそこそこ使えるなと思ったのはAppSalesだけでした。AppSalesは、毎日のダウンロードのデータをインポートすると、ソフトウェア別、国別に売り上げを整理してくれます。

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円グラフで売り上げの国別、およびアプリ別の内訳をみることも可能です。アメリカ、フランス、日本、ドイツの割合が高いことが一目でわかりますね。まだ、webにページがなく、直リンクが提供されているだけのところをみると、まだ開発中のアルファ版といったところなんでしょうが、なかなかどうして機能は充実しています。

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ただ、毎日、Appleのサイトからデータをダウンロードしてインポートするのはかなり面倒な作業です。

その点、期待できるのがAppViz。AppVizは、いったんアカウントとパスワードを入力してあげると、あとはアプリの中でAppleのサイトに接続して自動的に毎週のデータをダウンロードして解析してくれるようになってます。

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ただし。。。現時点では日本語のテキストが入った売り上げデータには対応していないようで、インポート時に必ずエラーが発生します。開発元にメールしたところ、すぐに修正するから来週まで待ってくれという丁寧なメールをもらいました。今後に期待しましょう。まだ、確認できてませんが、うまくインポートできると、こんな感じで表示されるそうです。有料なだけに、機能は一番充実していそうですね。開発者の対応が早いのにも好感が持てます。

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以上、簡単ですが、AppStore専用売り上げ集計ソフトのレビューでした。もちろん、こんな集計ソフトがいくつあっても、AppStoreで販売できるiPhoneアプリを作らないことには何も始まりません。そんなあなたのために…

とうとう日本語のiPhone開発本が出版されるようですね。著者は駅探アプリで有名な木下さんです。Mac用のソフト開発に関するたくさんの本で定評のある方ですので、この本もiPhone開発者のバイブルになりそうです。木下iPhone本を読んで、あなたもiPhoneアプリの開発に挑戦してみてはいかがですか。


“自作アプリをApp Storeで世界に向けて販売できる!! iPhone SDKプログラミング大全” (木下 誠)

PS.この記事もポメラで書きました。先日のポメラへの要望のポストでは書かなかったことですが、漢字変換の精度が悪すぎるのはなとかならないでしょうか。今日のポストでも「遷移」という言葉が変換できませんでした。ATOKが入っているということで期待していたのですが、これだとApple標準の「ことえり」の方がよっぽどましです。デバイスの制限でATOKの簡易版が入っているのかな。なんとかならないものでしょうか。

2 Comments

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メカヤマ オツシ
December 16, 2008 at 5:17 am

木下さんの「たのしいCocoaプログラミング」を今読んでCocoaとObj-Cを勉強中です。
これはかなりいい本ですね!
学生の頃にOS9の頃にMPWとかCodeWarriorで何か作ろうと思っても膨大なマニュアルと入門書の少なさに断念してましたが、
Xcodeとこの本のおかげでトンネルの出口が見えて来ました(笑)。
作りたいアイデアが山程ありますが(内容は秘密(笑))、音作りが大好きなので、音楽関係のソフトを作る予定です。
(Max/MSPで作った方が早いかもしれませんが(笑))

この「iPhone SDKプログラミング大全」もかなり楽しみで興奮してます。

takem (iPhoneアプリ制作日誌 [ff])
May 9, 2010 at 3:17 am

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[レビュー] AppStore専用 売り上げ集計ソフト » Surf on Entropy : Nao Tokui’s blog – 無料なので、売上はないですが。 [link to post]

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