SFC 集中講義 データ・ドリブン・アート by 真鍋大度

2020/1/12  今日はSFCに 真鍋大度さんをお招きしての特別講義/ワークショップ、データ・ドリブン・アートの初日。 真鍋さんというか、ダイトくんとは学生時代からの付き合いですが、こうやって授業を受けるのは初めての経験です。忙しい中で四日間の集中講義を引き受けてくれたダイトくんにまずは感謝。

 

 

初日の今日は彼の作品やライゾマのプロジェクトをメディアアートの歴史、コンテクストにどう位置づけるか、逆にどう言ったコンテクストをベースに作品を作ってきたのかという話でした。

彼の実践を見ていていつも思うのが、先人たちの作品やその系譜を本当によく調べているという点です。それは授業中に共有してくれた彼の手からなるScrapboxの資料からも明らかでしょう。

 

 

最先端の表現・技術にばかり目がいきがちですが、その裏側には地道なサーベイ作業があるというのは注目すべき点だと感じます。

そのことについて講義の後に質問してみたのですが、やはりサーベイを重点的に行うのは意識的に行っているそうです。

 

「過去を知った上で、新しいコンテクストをどう作るかということをいつも意識している。ある種のテクニックとも言えるんだけど、過去の作品の系譜に位置付けることで作品の説得力も増すし、価値が上がると思う。特にアートの領域ではそう。」

「自分の作品群をひとつながりの流れとして、先人からの系譜に繋げられると、アーティストとしての像を確立することがより容易になる。」

「ヒップホップと同じ。ただ綺麗なメロディだなと思って聞くのと、ああこれはxxのレコードのサンプリングだなと知った上で聞くのでは深みが違う。」

といった内容の答えをくれました。自分にとっても目を開かされる講義でした。

そのほかにも生体センサーの制作などでダイトくんの作品作りを支える照岡正樹さんのお話やoFマイスター 2bit IshiiくんのoF入門など、充実した初日でした。 

PS. 今年はTwitterなどのSNSに書くのを極力減らしてなるべくまとまった文章を残していきます。