11/8 TMUG – 出演者紹介
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先日告知した11/8, 来る土曜日のTokyo Max Users Group 第11回。
「ヴィジュアル・インタフェース」をテーマに、Karl D.D. Willis, Masato TSUTSUI, Sohya Ohyama(voice.zero)& 有馬智彦のお三方から、最近のプロジェクトをご紹介いただきます。会に先駆けて、ビデオを使ってお三方の作品や活動を簡単にご紹介します。
Karl D.D. Willis:「ドローイングに関する最近のプロジェクト」
http://www.darcy.co.nz/
カールはNewZealand生まれのデザイナー、アーティストです。デザイナーとして、SONASPHEREやPhonethica、永野くんのMonalisaなどのプロジェクトのグラフィックデザインを担当した人物といえば、ああ、なるほどと思われる方もいらっしゃるかもしれません。現在、筑波大学大学院とSony CSLで、インタラクションに関する研究に取り組む研究者でもあります。
彼の最近の作品として、最も知られているのはなんといっても「Light Tracer」でしょう。光を使って一瞬の物理的な動きをイメージとして定着させる作品です。作品の構造がシンプルなだけに、人によって様々な使い方をしているというのが、下のビデオを見るとよくわかります。鑑賞者=ユーザが工夫しつつ、様々な遊び方/使い方を自ら生み出していく過程が見て取れます。デジタルツールと創造性、アート作品のにおける鑑賞者と参加者といった観点からも、興味深い作品ではないでしょうか。
その他の作品については、こちらのリンクをご参照ください。
http://www.vimeo.com/karldd/
http://adsr.jp/
tsutsuiさんは、Max/MSP/Jitter使いのVJ。OpenGLを使った3Dグラフィックスが音に反応して、リアルタイムかつ有機的に動く様にいつも圧倒されます。超高解像度の大規模プロジェクション技術にも定評のある方です。今回は最近のお仕事について、ご紹介いただく予定です。
彼の作品のサンプルはこちらでご覧になれます。
http://adsr.jp/download/movie/
大山宗哉(voice.zero)& 有馬智彦: 「マルチタッチテーブル、筋電センサー」
http://diary0120.vdz.jp/
voice.zeroの大山さん。voice.zeroも、リアルタイム3Dグラフィックスを得意とするVJユニットですが、彼らの場合はvvvvをメインに使っているようです。vvvvを本格的に使いこなす日本で数少ないVJユニットなのではないでしょうか (夏には東京芸大 vvvvワークショップの講師を務められてます) 最近はインスタレーション作品などの展示やマルチタッチテーブルインタフェースの技術開発など、活動の裾野を広げられているとのこと。今回は、それらの新しい分野での活動についてお話くださるようです。ちなみに、なんと彼はtsutsuiさんの高校の同級生だそうです。どんな高校だよ、とつっこみを入れたくなりますが… 笑
以上、簡単ではありますが、お三方の活動を紹介させていただきました。それぞれ映像表現に軸足をおきつつも、スクリーンの中から飛び出し、新しい表現の世界を模索されている方といえるのではないでしょうか。今年最後にふさわしいTMUGになりそうです。お友達ともお誘い合わせの上、ぜひ足をお運びください!
よろしくお願いします。
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