Massh!プレゼンテーション @ DEMOsa
2008 BLOG PRESENTATION
先日のDEMOsaでのプレゼンテーションの録画をお送りします。
Massh!のコンセプトから、簡単なデモまで10分という制限時間にコンパクトにまとめてみました。途中、画面のサイズが合わずに焦ったりするシーンもありますが… ご愛嬌ということで。
ビデオを撮ってくださった山崎さんに大感謝!
上のDEMOsaのページには、
・UIがとてもおしゃれです。(同様コメントあり)
・曲の同時再生を直感的に操作出来るところが面白いです。
・かっこよかったです。
といった、アンケートの結果が載っています。おおむね好評だったようですが、逆に否定的な意見も聞いてみたいところです。
実はこの日、僕の直後に発表されたSONY CSLの宮島さんも、同様の音楽マッシュアップネタでした。宮島さんとは昔からおつきあいさせていただいていて、システムの内容も知っていたのですが、今回もやはり感心させられました。実際にあれだけちゃんとしたデモ曲を見せられると説得力がありますね。
「マッシュアップ対決」ということで、ちょっとやりにくいなという感じも正直あったのですが (笑)、双方のシステムの方向性が違う、うまく棲み分けができている、という感想を発表を聞いた方からいただきました。たしかに、僕のシステムがリアルタイムの操作性やDJ的に曲をつないでいく感覚を大事にしているのに対して、宮島さんのシステムではマッシュアップの楽曲を作り込むことが目的となっています。始まりと終わりがある一つの「楽曲」として仕上げることを目的としているかどうか、根本的な違いがあると言えそうです。だとしたら… 僕のシステムに関して言うと、もっともっと操作性の向上に努めるべきだ、プレゼン後、そんな風に感じました。他の人のシステムとの比較を通して、自分のシステムの長所/短所が浮き彫りになる…というのも、こういうデモパーティーでのプレゼンの効能なのではないでしょうか。
(なお、このあたりの話は、「いつか音楽と呼ばれるもの」第7回でも取り上げています。)
宮島さんのシステム, Music Mosaic Generatorに関しては、次のリンクを参考にしてください。
MMG 開発日記
藤本健のDigital Audio Laboratory (第287回:ソニーCSLで開発中のリミックスエンジン「MMG」とは? ~ 誰でもリミックスできる音楽の新しい形を提案 ~)
それにしても、このイベントは本当に面白いです。普段、接する機会が少ない業種の方の話が聞ける貴重な機会だと思います。やっぱり10分という制限時間がうまく機能しているのでしょうか。話し足りない/聞き足りない部分があったとしても、「あとはWebを見てください」と言える今の時代に即した発表形態だと思いました。
おまけ – 六本木までの道。初夏の陽気でした。
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