CODED #1 2024/7/19 (Fri)

2024 BLOG DJ EVENT

イベント情報

日程

2024/07/19 fri

21:00 – 5:00 (21:00-22:30 Neutone Hands-on)

会場

中目黒 solfa

https://www.instagram.com/solfa_nakameguro/

https://twitter.com/solfanakameguro

出演

Kyoka

Nao Tokui

Ken Furudate

imus

Kai

料金:

3,000JPY

1,500JPY for students

1,000JPY for Neutone HANS-ON only

Supported by Neutone

https://neutone.ai/

イベント概要

AIを用いたパフォーマンスで知られるNao Tokuiと、メディアアーティストのKen Furudateが新しいパーティをオーガナイズする。Nao TokuiはNeutoneを主催、新世代のAI音楽ツールを開発しており、Ken FurudateはDumb TypeやThe SINE WAVE ORCHESTRAのメンバーとして活躍し、個人として文化庁メディア芸術祭大賞を受賞。

2000年頃から、Nao TokuiはPROGRESSIVE FOrMなどからリリースを行うテクノミュージシャンとして、Ken Furudateは自作ソフトウェアによるVJとしてmetamorphoseなどのフェスに出演し、ノイズミュージシャンとしても活動してきた。共通するのは、ラップトップと自作プログラムを用いてジェネラティブな映像や音楽を作り上げていた点だ。

今回のパーティでは、互いの音楽的ルーツをリスペクトしつつ、それぞれの経験をクラブイベントとして昇華させ、東京、京都、金沢といった多拠点で展開していく。エクスペリメンタルテクノを主軸に据えたこのパーティの第一回には、raster-notonからカオティックかつヘヴィーなサウンドで知られるKyokaをメインゲストに迎える。

さらに、Future Terror 2023-2024のメインフロアDJとして抜擢されたimus、Contact/Enterを拠点にMuralを主催するKaiらが出演し、中目黒solfaで開催される。オープン後、21:00-22:30までの1時間半はNeutoneによるハンズオンが開催され、NeutoneスタッフによるAIモデルを活用したライブパフォーマンスなどが予定されている。

出演者プロフィール

Kyoka

photo by: Jordi carvera

サウンドアーティスト、電子音楽プロデューサー、DJ、インスタレーションアーティスト、フィールドレコーダーなど、周波数(音)に関わることを中心に幅広い領域にて活動。カオティックかつ、ヘヴィーでラフなサウンドで、実験的でありながらもダンサブルなサウンドで知られる。

2008年よりレーベルOnpa)))))よりEP『ufunfunfufu』シリーズをリリース。2012年以降、ドイツの電子音響名門レーベルraster-notonから「iSH」「s (Is superpowered)」「SH」をリリース。2020年にはNina Kraviz主催трипのコンピレーションに参加。

2023年は、ヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門の若手育成プログラムにて、指導者を担当。2023年秋より、スイスの機関を拠点に、ニューロサイエンスと音楽理論、作曲の関係を試行錯誤することを活動の中心軸に置いている。

Nao Tokui

アーティスト/DJ/研究者。AIを用いた人間の創造性の拡張を研究と作品制作の両面から模索。これまでに手がけた作品は、ニューヨークMoMA、ロンドン・バービカンセンター、NTT InterCommunication Center、アルスエレクトロニカなどで展示されている。音楽作品としては、PROGRESSIVE FOrMなどのレーベルからのリリースや、故Nujabesとのコラボレーション作品があるほか、MUTEK Japan、Sónar+DなどでAIを用いたパフォーマンスを披露。著書として『創るためのAI 機械と創造性のはてしない物語』(BNN出版)がある。23年7月設立のNeutoneでは、AIを用いた新しい「楽器」の開発を手がける。

Ken Furudate

サインウェーブやパルスなどのミニマムな要素とその特性を拡張させて複雑な音響現象を作り上げる。サウンド・インスタレーション『Pulses/Grains/Phase/Moiré』にて、文化庁メディア芸術祭大賞(2019)、Digital Choc賞(2018)、CYNETART AWARDSファイナリスト(2018)に選出。自身の主催するプロジェクト『The SINE WAVE ORCHESTRA』にてPrix Ars Electronica Honorary Mention(2004)、文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品(2018)、CYNETART AWARD(2018)に選出。近年では、西陣織の老舗である「細尾」とのコラボレーションにてテキスタイルを制作するなど、幅広い領域で活動する。

ミュージシャンとしては、MUTEK.JP(2019)、MAZEUM(2018)、恵比寿映像祭(2016)、Knowledge Capital Festival(2015)、Kyotographie(2014)、Sonar Sound Tokyo(2011)などのフェスティバルに出演。また、高谷史郎、坂本龍一を始め、様々な作家の制作に参加している。2013年よりDumb Typeメンバー。Dumb Typeとして2022年、第59回ベネチア・ビエンナーレ、日本館にて個展「2022」を開催。2023年12月には、Audio Visual Performance Show Case Series “Interference, Resonance”を主催。

imus

1995年生まれ、東京を拠点に活動するDJ。テクノとベースミュージックに感化され活動を開始後、エクスペリメンタルなサウンドを軸に、マインドトリップとフィジカルの折衷点を探りながら、都内のテクノパーティーを中心に様々な現場でプレイを重ねる。

2022年〈Keep Hush Tokyo〉、23年〈FUTURE TERROR〉等へ出演するほか、NTS Radio等にスロー&ダウンビートMIXを提供し、独自の世界観を追求し続けている。23年冬より実験的な電子音楽にフォーカスし、マシン、バンド、ダンスミュージックが交差する〈eulb〉をスタート

Kai

DJ/イベントオーガナイザー。1998年生まれ。

2020年に東京を拠点とした不特定多数のメンバーから成るクリエイティブプラットフォームMuralを結成。

DJとしてはテクノ、ハードテクノそしてインダストリアルなどを主軸として活動中。

またDJ、そしてイベントのオーガナイザーを勤める傍らComputational Creativity Labに
所属し、AI技術を用いたDJサポートツール作りや、自動楽曲生成モデルの開発などに
取り組む。

Neutone

Nao Tokui主催によるAIモデルを活用したオーディオプラグインを開発するチーム。近年のAIブーム以前から、Nao Tokuiは独自の自律性を持った音楽ツールの開発や作品制作を行ってきた。その確かな技術力とビジョンにより「Next Generation AI tools for Musicians and Artists」を作り上げることを目的としている。