実践の年、2022年の振り返り—新年にあたって

2023 BLOG DIARY

2022年は自分の中で拙著『創るためのAI』で書いたことをさらに実践に移す年として位置付けていました。こうやってみると色々なかたちで「創る」と「創るための」を実践できた年だったように思います。

一方で技術面、思想面でのアップデートは、少し停滞気味だったかなという反省もあります。 思索と実践のループ。書いて、実践して、また考える。2023年は『創るためのAI』の続きを改めて考える、そんな年にしたいと思います。

昨年はありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

1月

  • 「Amazon AWS Innovate」で基調講演
AWS Innovate 2022

2月

  • 日仏財団主催 “The Role of Art in Advanced Technology” ワークショップで招待講演

3月

授賞式での一コマ

4月 

  • リアルタイム音響合成/処理のAIモデルをホストするAudioUnit/VSTプラグイン Neutoneのベータ版を発表
Neutoneプラグイン

5月

  • AI Expo ビックサイトにて — QosmoのAIプロダクトの展示

6月

7月

  • 京都METROにて。AI DJプロジェクトの最新作、AI Generative Live Setを初披露。

8月

  • カリフォルニア・バークレーにあるStochastic Labsのレジデンシーに招かれ、滞在制作を行う。
    アメリカのAIとアートに関するコミュニティの盛り上がりを目の当たりにして大きな刺激を受けました。


9月

AI Music Creativity 2022での基調講演

10月

  • COVID-19, ウクライナ情勢などの影響でプレスが遅れていた12インチレコード “Dawn Patrol EP”が完成。
Dawn Patrol EP ようやく完成

11月

8月のオンライン出演に続いて、TBSラジオのアフター6ジャンクションに出演。AIと音楽について一時間お話しさせていただきました。

ライムスター宇多丸さんと
  • InterBee出展 – Neutoneについてのブースを出展
InterBee ブース

12月

MUTEKでのパフォーマンス rough cut

  • MUTEK Japan “Panel: Emerging intelligence in sound and visual creation” パネルディスカッションに参加
  • 代官山UNITの「Craft Alive」イベントにて、Neutoneやリズム生成AIプラグインを用いたパフォーマンスをBIGYUKIさんと行う。